| 科目の ねらい |
この講義では，2年で履修する応用力学を見据えて，その基礎となる 『力の釣合い』に焦点をあてて話をすすめる。力とは何か，から 議論を起こし，剛体の釣合うための条件を求めるところまでを 目標にしたい。この講義に関する知識はなくとも，理解できる講義を 目指します。 毎回の講義では，演習問題を行う。演習によって講義内容の理解を深め， 数式の取り扱いに慣れることを目指す。 |
|---|---|
| 教科書 | 高橋正雄『理工系の力学』(共立出版) |
| 参考書 | 鷹尾洋保『力と数学のはなし』(日科技連) |
| 学生への メッセージ |
どしどし質問してください．学生の質問が，講義の宝です． |
| 回数 | 日程 | 授業項目 | 授業内容 | 演習問題 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 4/16 | 国際単位系 | 基本単位，組立単位 重さと質量 |
物理学の基礎 No.1 |
| 2 | 4/23 | 三角比 | 三角比 | 数学的準備 No.1 |
| 3 | 4/30 | ベクトル | ベクトル | 数学的準備 No.2 |
| 4 | 5/7 | 力とその表わし方 | 力の表し方 作用・反作用の法則 |
静力学 No.1 |
| 5 | 5/14 | 力の合成と分解 | 力の合成と分解 | 静力学 No.2 |
| 6 | 5/21 | 質点の静力学 | 力の釣合い | 静力学 No.3 |
| 7 | 5/28 | 剛体とモーメント | 剛体とは 平行移動と回転運動 |
静力学 No.4 |
| 8 | 6/4 | 平行力の合成と分解 | 剛体に働く平行力の合成と分解 | 静力学 No.6 |
| 9 | 6/11 | 重心 | 物体の重心を求める | 静力学 No.7 |
| 10 | 6/18 | 偶力 | 静力学 No.8 | |
| 11 | 6/25 | 剛体の静力学 | 剛体の釣り合う条件を求める | 静力学 No.9 |
| 12 | 7/2 | 仕事 | 仕事の定義 | 静力学 No.10 |
| 13 | 7/9 | 単一機械と仕事の原理 | 静力学 No.11 | |
| 14 | 7/23 | 春期試験 | ||
| 15 | 夏休みの課題 | 課題の用紙 |