| 科目の ねらい |
身の回りには,回転しても形が変わらないものや,ある線に対して対称 になっているものがたくさんある。そういった対称性は,目に見える ような巨大な建築物にもあるし,目に見えない分子・原子の構造にも みられる. そういった対称性を扱う数学が,『群論』である。この講義では, 群論の表現論を目標に,丁寧に話しをすすめていく。 そのためには行列の知識が必須となる。並行して数学2で学んでい 『線型代数』が役立つので,群論と線型代数を両方楽しんでもらいたい。 |
|---|---|
| 教科書 | なし. |
| 参考書 | なし. |
| 学生への メッセージ |
どしどし質問してください.学生の質問が,講義の宝です. |
| 回数 | 日程 | 大項目 | 小項目 |
|---|---|---|---|
| 1 | 09/11 | 対象操作 | 回転操作C2と鏡映操作Cs |
| 2 | 09/18 | C3とC4 | |
| 3 | 09/25 | C2v | |
| 4 | 10/02 | C3v | |
| 5 | 10/09 | 群 | 群の定義と積表 |
| 6 | 10/23 | 共役元と類 | |
| 7 | 10/30 | ベクトル空間 | 回転と対称 |
| 8 | 11/06 | 行列表現 | C2,Cs |
| 9 | 11/13 | C3,C4 | |
| 10 | 11/20 | C2v | |
| 11 | 11/27 | C3v | |
| 12 | 12/04 | 群の表現論 | |
| 13 | 12/11 | ||
| 14 | 12/18 | ||
| 15 | 12/25 | ||
| 16 | 01/15 | レポート提出 |