2024年度後期 科学哲学

科目の
ねらい

身の回りには,回転しても形が変わらないものや,ある線に対して対称 になっているものがたくさんある。そういった対称性は,目に見える ような巨大な建築物にもあるし,目に見えない分子・原子の構造にも みられる.

そういった対称性を扱う数学が,『群論』である。この講義では, 群論の表現論を目標に,丁寧に話しをすすめていく。

そのためには行列の知識が必須となる。並行して数学2で学んでい 『線型代数』が役立つので,群論と線型代数を両方楽しんでもらいたい。

教科書 なし.
参考書 なし.
学生への
メッセージ
どしどし質問してください.学生の質問が,講義の宝です.

演習問題の解答は WebClassへ。
回数日程 大項目 小項目
109/11 対象操作 回転操作C2と鏡映操作Cs
209/18 C3とC4
309/25 C2v
410/02 C3v
510/09 群の定義と積表
610/23 共役元と類
710/30 ベクトル空間 回転と対称
811/06 行列表現 C2,Cs
911/13 C3,C4
1011/20 C2v
1111/27 C3v
1212/04 群の表現論
1312/11
1412/18
1512/25
1601/15 レポート提出