科目の ねらい |
量子力学は,20世紀初頭に多くの物理学者の努力によって完成された 学問である.その適用範囲は広大であり,医療系でもMRIなどで 使用されている. この講義では,スピン系を題材にとって量子力学の概念を構築して いきたい.最終目標は,MRIの原理を理解することである. 毎回の講義では,同時進行している数学2の線型代数の知識が 必要となるので,量子力学と線型代数の双方を味わってほしい. |
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教科書 | なし. |
参考書 | なし. |
学生への メッセージ |
どしどし質問してください.学生の質問が,講義の宝です. |
回数 | 日程 | 授業項目 | 授業内容 | 講義ノート 演習問題 |
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1 | 09/15 | 基礎的概念 | シュテルン・ゲルラッハの実験 | 量子力学No.0 量子力学No.1 |
2 | 09/29 | 連続シュテルン・ゲルラッハの実験 | 量子力学No.2 | |
3 | 10/06 | パウリ行列 | 量子力学No.3 | |
4 | 10/13 | 測定,不確定性原理 | 量子力学No.4 | |
5 | 10/20 | 回転 | スピン1/2系の回転 | 量子力学No.5 |
6 | 10/27 | z軸のまわりの回転 | 量子力学No.6 | |
7 | 11/10 | y軸のまわりの回転 x軸まわりの回転 |
量子力学No.7 量子力学No.8 |
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8 | 11/17 | 任意の回転,オイラー角 | 量子力学No.9 | |
9 | 11/24 | 時間発展(1) Schroedinger eq. |
シュレディンガー方程式 | 量子力学No.10 |
10 | 12/01 | スピンの歳差運動(1) | 量子力学No.11 | |
11 | 12/08 | スピンの歳差運動(2) | 量子力学No.12 | |
12 | 12/15 | 時間発展(2) Bloch eq. |
ブロッホ方程式 | 量子力学No.13 |
13 | 12/22 | 緩和の導入 | 量子力学No.14 | |
14 | 01/12 | 回転波近似 | 量子力学No.15 | |
15 | 01/19 | 回転波近似と緩和 | 量子力学No.16 | |
16 | 01/26 | まとめとレポート提出 |