2014年度前期 物理学1

科目の
ねらい

自然科学の方法は,実験・観察から現象にあてはまる法則性を発見・演繹 することによって発達してきた.自然科学の中でも『力学』は,現象の捕え方 や数学による表現が最も早く確立された分野である.

毎回の講義では,演示実験とその実験データにもとづき,データ解析を通して 自然科学の方法を理解することを主眼とする.ここでは題材を物理学にとっては いるが,物理学そのものよりも,データの扱い方やそこから法則性を導き出すこと を通して,自然科学の方法を理解してほしい.こういった講義は,将来にわたって 有用だと思う.

さらに,毎回の講義では,演習問題を行う.演習によって講義内容の理解を 深めてほしい.

教科書 なし.
参考書 赤野松太郎ほか『医歯系の物理学』(東京教学社)
学生への
メッセージ
どしどし質問してください.学生の質問が,講義の宝です.

演習問題とその解答は WebClassへ。
回数日程 授業項目 授業内容 演習問題 備考
1C(4/10)2限
D(4/10)3限
国際単位系 基本単位,組立単位を説明できる. 物理学の基礎 No.1  
2C(4/17)
D(4/15)
運動学 運動の表し方 動力学 No.1  
3C(4/24)
D(4/22)
速さ,加速度 動力学 No.2 数学的準備 No.4
4C(4/30)2限
D(4/30)3限
運動の法則 加速度と力 動力学 No.3  
5C(5/08)2限
D(5/08)3限
加速度と質量 動力学 No.4  
6C(5/15)
D(5/13)
Newtonの運動方程式 動力学 No.5  
7C(5/22)
D(5/20)
運動方程式を解く (1)落下運動 動力学 No.6 数学的準備 No.3
8C(5/29)
D(5/27)
(2)雨滴の運動 動力学 No.7  
9C(6/05)
D(6/03)
(3)放物運動 動力学 No.9 数学的準備 No.1
10C(6/12)
D(6/10)
(4)惑星の運動 動力学 No.11  
11C(6/19)
D(6/17)
(5)振動運動 動力学 No.12 パソコン
12C(6/26)
D(6/24)
エネルギー 仕事 動力学 No.16  
13C(7/03)
D(7/01)
力学的エネルギー保存則(1) 動力学 No.17  
14C(7/10)
D(7/08)
力学的エネルギー保存則(2) 動力学 No.18  
15CD(7/15) 前期試験      
16  夏休みの宿題   WebClassへ  

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