2006年度後期 基礎物理学
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一般目標
(GIO)

自然科学の方法は,実験・観察から現象にあてはまる法則性を発見・演繹 することによって発達してきた.自然科学の中で『力学』の次に勃興したのは 『電磁気学』である.

毎回の講義では,演示実験とその実験データにもとづき,データ解析を通して 自然科学の方法を理解することを主眼とする.ここでは題材を物理学にとっては いるが,物理学そのものよりも,データの扱い方やそこから法則性を導き出すこと を通して,自然科学の方法を理解してほしい.こういった講義は,将来にわたって 有用だと思う.

さらに,毎回の講義では,演習問題を行う。演習によって講義内容の理解を 深めてほしい.

参考書 赤野松太郎ほか『医歯系の物理学』(東京教学社)
学生への
メッセージ
講義中でも,講義外でも,どしどし質問してください.学生の 質問が,講義の宝です.質問は,e-mailや掲示板でも受け付けます.
回数日程 授業項目 授業内容
110/5 静電気と電子 電気の荷い手
210/12 クーロンの法則 クーロンの実験と逆2乗則
310/19 静電場と電気力線  
410/26 電位と電位差  
511/2 コンデンサー  
611/9 休講  
711/16 電場のエネルギー,静電場のまとめ  
811/30 オームの法則  
912/7 直流回路,ジュール熱  
1012/14 電流の作る磁場  
1112/21 電流が磁場から受ける力  
121/11 ローレンツ力,静磁場のまとめ  
131/18 電磁誘導  
141/25 インダクタンス,変圧器  
152/1 交流