科目のねらい |
自然科学の方法は,実験・観察から現象にあてはまる法則を 発見・演繹することによって発達してきた. 毎回の講義では,実験データにもとづき,データ解析を通して 物理学の法則を理解することを主眼とする. これらの方法は,将来にわたって有用だと思う. さらに,毎回の講義では,演習問題を行う。演習によって 講義内容の理解を深めて欲しい. |
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参考書 | 赤野松太郎ほか『医歯系の物理学』(東京教学社) |
学生への メッセージ |
どしどし質問してください. 学生の質問が,講義をより良いものに変えます. |
回数 | 日程 | 授業項目 | 授業内容 |
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第1回 | A(4/9) B(4/11) |
国際単位系 | 基本単位系を説明できる. 組立単位を説明できる. |
第2回 | A(4/16) B(4/13) |
仕事とエネルギー | 仕事の定義を説明できる. |
第3回 | A(4/23) B(4/25) |
エネルギー保存則 | 運動エネルギーと位置エネルギーについて,力学的エネルギー保存則と 関連づけて説明できる.保存力について説明できる. |
第4回 | A(4/30) B(5/2) |
パウリの排他律と周期表 | 電子のスピンとパウリの排他律を説明できる.周期表にしたがって, 原子の大きさ,電子陰性度,イオン化エネルギーを説明できる. |
第5回 | A(5/7) B(5/9) |
原子核と放射性同位元素 | 原子核の構造を説明できる.原子量の定義を説明できる. 放射性同位元素を説明できる. |
第6回 | A(5/14) B(5/16) |
分子量とアボガドロ数 | 分子と分子量を説明できる.原子量の定義を説明できる. 放射性同位元素を説明できる. |
第7回 | A(5/21) B(5/23) |
化学結合 | イオン結合,共有結合を説明できる.モルとアボガドロ定数の定義と その意義を説明できる. |
第8回 | A(5/28) B(5/30) |
波動 | 進行波と定在波の違いを説明できる.電磁波を定義し,実例を列挙できる. 超音波の性質を説明できる. |
第9回 | A(6/4) B(6/6) |
光の波 | 光の反射と散乱を説明できる.光の屈折とその性質を説明できる. |
第10回 | A(6/11) B(6/13) |
音の波 | ドップラー効果を説明できる. |
第11回 | A(6/18) B(6/20) |
熱力学的エネルギー | エネルギー保存則を説明できる.内部エネルギー,エンタルピー, 自由エネルギーを説明できる. |
第12回 | A(6/25) B(6/27) |
エントロピー | エントロピーを説明できる.生命現象におけるエネルギー変化に対しても 熱力学法則が適用できることを概説できる. |
第13回 | A(7/2) B(7/4) |
化学平衡(1) | 理想希薄溶液に関するラウルの法則,ヘンリーの法則,蒸気圧降下, 沸点上昇,凝固点降下,浸透圧を熱力学から説明できる.標準ギブスエネルギー 変化と平衡定数との関係を説明できる. |
第14回 | A(7/9) B(7/11) |
化学平衡(2) | 電離平衡,緩衝作用と溶解度積を説明できる.生体における溶液中の 電離平衡を概説できる. |